一般的に「事務所」と聞くと、テレビや映画などに出ている俳優やタレントなどの芸能人が所属する、いわゆる「芸能事務所」を連想する方が多いのではないでしょうか。
ライブ配信アプリが普及してきた今、この「芸能事務所」がライバー部門を構えるほか、ライバーやSNSで活躍するインフルエンサーのみが所属する「ライバー事務所」も増えています。では、芸能事務所とライバー事務所、何が違うのでしょう。ここではライバーとして活動する上でおさえておきたい、ライバー事務所と芸能事務所の違いについてご説明していきます。これからライバーとして活動しようと考えている方だけではなく、すでにライバーとして活躍している方も参考にしてください。
参照元:ライバープロダクションビーバー(https://viibar.com/liver-production/blog/0028)
芸能事務所の最大の強みは、これまでテレビ業界などに多くの芸能人を輩出する中で培ってきた豊富な経験やコネクションを持っている点です。ですので、ライバーとして有名になれば、テレビのバラエティやドラマ、CMなどの広告といった様々なメディア出演ができるなど、ライブ配信以外でも活躍できる可能性が高いでしょう。
また、ミュージシャンや音楽グループなどが多く所属する音楽系事務所の場合は、事務所が保有しているレーベルからデビューしやすくなったり、作詞家や作曲家と繋がりやすくなるというメリットもあります。
何人もの芸能人をマネジメントしてきた、豊富な経験やノウハウを持っている芸能事務所ですから、新人の育成や活動を手厚くサポートする環境も整っているでしょう。
ただし、毎日配信するなどのノルマや、事務所と綿密な連絡を取らなければいけない、事務所と方向性を相談し、それに従わなければならない、と言った場合もあることは覚えておいてください。
芸能事務所のデメリットには「費用が高い」と言う点もあります。通常、ライバー事務所のマージンが3割ほどですが、芸能事務所の場合は4〜5割ほどと高めに設定されているところが多いようです。その代わり十分なサポートが受けられるのでしょう。
ライバーに特化した事務所ですので、ライブ配信のデータやノウハウなどフリーで活動していては手に入らない情報が得られる可能性があります。ライバーとしてより戦略的な活動をしたいと考えている方にはおすすめです。また、人気ライバーが所属している事務所も多いです。事務所に所属するライバー同士で交流することで、コラボができるなど横の繋がりも期待できます。
ライブ配信の質向上のため、配信スタジオの手配や機材の貸し出しを行うなどライバーとして活動する上でありがたいサポートをしている事務所が多いです。また、ファンイベントの開催や、グッズの販売など、フリーで活動する上では煩わしい事務手続きなどを代わって行なってもらえるので、ライブ配信に集中できる環境が整っています。
ライバーとして活動する上でライバー事務所のメリットを上げてきましたが、特に大きなデメリットは「配信で得た報酬のうち数十%を事務所に渡さなければならない」点でしょう。情報共有や機材貸し出しといった手厚いサポートが受けられる代わりに、マージンを支払う必要があります。パーセンテージは事務所によって変わりますが、30%〜50%ほどが多いようです。
また、月に配信する時間のノルマや契約期間が決まっている場合もありますので、契約を結ぶ前にしっかりと確認するようにしてください。
参照元:ライバープロダクションビーバー(https://viibar.com/liver-production/blog/0030)
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ライバー事務所は数多くありますが、どんな事務所なのかわからない。
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安心できる事務所を見つけるために、トップライバーや多くのライバーたちに選ばれている事務所を調べてみました。
※ライブ配信アプリ5アプリ(Pococha・17LIVE・BIGO LIVE・Mixchannnel・SHOWROOM)の2023年10月度(10/31時点)のランキング上位30位の計150名のプロフィール・SNSを調査し、ライバー事務所の在籍数を出しています。
※ライバープロフィール・所属ライバー数については、2023年10月31日時点の各事務所公式HPの情報を参照しています。