321夏祭りは、ライバーマネジメント事務所321に所属するライバーが、ステージ上でさまざまなパフォーマンスを披露するライブイベントです。このステージに立てるのは、約3,000人の中から選ばれたトップクラスのライバーのみ。
株式会社321(以下、「321」)が主催するライバーイベント「321夏祭り2022」が、2022年8月28日(日)、恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンホールにて開催されました。
トップクラスのライバーたちが集まり、普段はオンラインでしか見られないライバーに直接会える貴重なイベントです。ライバーやリスナー、これからライバーを目指す方にとって見逃せない内容でした。
この記事では、イベントで披露されたパフォーマンスや、盛り上がった会場の様子をレポートします!
2022年の夏祭りは1部と2部が用意されており、1部は“祭り"をテーマに、ミニステージやチェキ撮影などのライバーとリスナーが交流できるリアルイベントになっていました。
2部は、ファッションステージやボーカル王決定戦など、ステージパフォーマンスを中心としたものでした。このイベントのためだけに準備したパフォーマンスなど見ごたえ十分で、約4時間という時間を感じさせず、あっという間に過ぎていきました。
イベント1部では寄せ書きスポット、浴衣写真館、321グッズショップ、ガチャガチャ運試し、輪投げ、チェキ撮影会、ライバー物販、ミニステージ、フォトスポット、迷子のライブくんをさがせなど計10つのブースが設置。
この日だけのグッズが手に入るブースや体験型コーナーもあり、夏祭り気分を堪能できました!
イベント1部ミニステージトークコーナーのMCは2021年度のイベントランキング掲載数第1位を獲得したしげんくんさんとふじこそさん!りっちゃんさん、さとみなさんなど人気ライバーとのトークにみなさんの注目が集中。 ゲストの中には配信を始めてわずか三ヶ月でミニステージに立つライバーさんもいて321にはたくさんチャンスがあるんだなと感じました!
敗者復活戦に参加したのはふじたこうへいさん、ネケディーさん、飯塚大夢さん、SHOYAさんの4名!
自作の歌を披露されたり熱いパフォーマンスで会場は大盛り上がりでした!
4名のパフォーマンス鑑賞後、投票箱に投票用紙を入れ集計します。果たして2部の本戦に進むのは一体誰なのか!?!?
2部のレポートもお見逃しなく!
2部では3つの企画がおこなわれました。
そのどれもが見どころが満載でした!
オープニングでは、MCの大倉士門さんとゆうこすさんが、夏らしく浴衣姿で登場。開催のあいさつとともに、換気などのコロナ対策をおこなっていることや、声掛けはNG、応援は拍手で、といった注意事項の説明がありました。
2部のイベントは、この日のため特別に結成された3組のユニットによるスペシャルパフォーマンスからスタートです。
トップバッターは、まさみんさん、古森結衣さん、渡邉幸愛さんの3人組ユニット”Pu-hwal”です。3人とも元アイドルという共通点があり、ステージで2曲のメドレーを披露しました。
現役のときには別々に活動していましたが、3人で一緒に踊ったことがないとは思えない程、息ぴったりなパフォーマンスにMCの2人も驚いた様子でした。
続いて、女性バイオリニスト3人組“moriest”の登場です。楽器演奏ライバーとして活躍する3人が浴衣姿でバイオリンを演奏し、夏の定番曲や誰もが知っている歌を披露しました。
これまで面識や接点はあったものの、3人で演奏するのはこのステージが初めてだったとのことでしたが、息の合った演奏で圧巻のパフォーマンスでした!
”あの花火を僕達は忘れない”は、貴愛さん、ジョナタンさん、かえでらぱんさんの3人組ユニットです。ユニット名と曲名の“あの花火を僕達は忘れない“は、「初めてリスナーさんに投げてもらった花火※は忘れることができないよね」という会話の中から生まれたそうです。
※花火は、配信者に対する投げ銭アイテムのひとつ
続いてはファッションステージです。7月に行われたイベントで優秀な成績を収めたライバー9名が、協賛の株式会社やまとの浴衣を着てランウェイを歩きます。それぞれ自分で浴衣を選び全身コーディネートを披露しました。
前半は、こぐさん、asakaさん、あっこ。さん、前田ももさんの4名がステージに登場です。後半は、しおさん、ゆいかさん。さん、まさみんさん、あみんちょ。さん、しげんくんさんの5名がステージに登場しました。
色とりどりのかわいい朝顔柄デザインや、シックなデザインなど、それぞれの個性が光るチョイスを披露してくれました。会場のファンは、推しのライバーの登場に、拍手で大盛り上がり!
休憩をはさみ、いよいよボーカル王者決定戦が始まります!
ボーカル王者決定戦では、7月に行われた予選を勝ち抜いたライバー10名が1曲ずつ歌声を披露し、優勝者を決めます。優勝者には、賞金10万円とオリジナル楽曲がプレゼントされます!
審査員は、CHEMISTRYの川畑要さん、乃木坂46や郷ひろみの作曲を手がける作曲家のAkira Sunsetさん、人気YouTuberでボイストレーナーのおしら(しらスタ)さんの3名という豪華な顔ぶれ。
参加できる10名のうち1名は敗者復活戦枠の勝者で、第1部のミニステージを見た来場者投票で最も票を集めた方が出場します。
1人1曲ずつオリジナルソングや邦楽を披露しましたが、みなさんプロ顔負けのレベル!
他の曲も聴いてみたいと思わせる方や難しい曲を余裕で歌いこなす方、地声と裏声のギャップが魅力的な方などなど、自分の個性をよく理解している方たちばかりなので、見ていて全く飽きることがありませんでした。
昨年もハイレベルでしたが、今年はさらにパワーアップしているという今回のボーカル王者決定戦は、審査員のみなさんの頭を悩ませたようでした。
以下、出場者10名を紹介していきます。
最初にステージに登場したのは、さこあやさんです。曲は”Favorite Place”を披露しました。感情むき出しの歌うたいを自負するだけあって、パワフルなハスキーボイスが印象に残りました。
審査員のAkiraさんからは、「(一発目から)いきなり上手すぎますね。ステージングがプロ」と高評価で、この後に続く出場者への期待も高まります!
ゆっきぃさんは、ふんわり袖のトップスと、白のチュールスカートというフェミニンな衣装で登場。声優事務所で演技レッスンを積んだこともあるゆっきぃさんは、見た目と声のかわいらしさとは裏腹に、かっこいいアップテンポのロックナンバー”夏夢”を披露しました。
昨年も321夏祭りのボーカル王者決定戦に参加したものの、決勝の舞台に立てなかったという深音えりさんは、オリジナルソング”私らしく”を披露しました。話すときのやわらかい感じと歌声のギャップに魅了されました。
歌や弾き語りをライブ配信している佐脇怜音さんは、森山直太朗さんの”夏の終わり”を披露しました。ペンライトを振っているファンもいて、会場中にしっとりした曲の世界観が広がります!
元SDN48で現在はソロアーティストとして活動するふじこそさんは、透明感のある声で”絆“という曲を披露しました。審査員のおしらさんからは、「すごく特殊な声で、声の高いところが2つ聴こえる貴重な声」と絶賛されていました!
第1部のミニステージでおこなわれた敗者復活戦を勝ち抜いて決勝へのチケットを手にしたのは、SHOYAさんでした。
SHOYAさんのパフォーマンスは、会場の空気を一変させるような爽やかな歌声で、”夏のFairy”という曲をきれいに歌い上げていました。100%を出し切って歌うことができたそうです。心地よいミドルテンポの曲で、肩の力を抜き全身で音楽を楽しんでいるところが印象的でした。
Sakiさんは、砂時計という意味のオリジナルソング”Hourglass”を披露しました。聞いた人を魅了するしっとりとした歌声に思わず聞き入ってしまいました。Sakiさんは普段、歌の講師も務めているとのことで、さすがの実力でした。
47都道府県をキャンピングカーで回りながら、フリーライブツアーをしているシンガーソングライターの岸洋佑さんは、オリジナルソング”バカ”を披露。会場では、タオルを振って応援するファンの方もたくさん見られました。
まっすぐな歌声がズドンと突き刺さるようなステージで、審査員の川畑さんも「尾崎豊がダブって見えた」とおっしゃるほどでした。
なりちゃんは、”夜明け”という曲を披露しました。歌うときは低音が特徴的なしっかりした歌声なのに、客席を煽るときにはかわいい高い声になり、そのギャップがとても印象的でした。
最後に登場したAyaさんは、伊藤由奈さんの曲”Precious”を披露しました。小柄なのにどこからこんなに声が出てくるのか、と思うほどの力強い声量と高音で、圧巻のパフォーマンスでした。堂々とした歌いっぷりは、まさに歌姫という程の貫禄がありました。
いよいよ緊張の結果発表
出場者全員のステージが終わったところで、審査員のみなさんが別室に移動し結果を決めました。審査が終わり、3名を代表して川畑さんから結果発表になります。
ボーカル王者決定戦の優勝者は、岸 洋佑さんです!
発表後に川畑さんから賞金10万円が渡される際にも、驚きが隠せない表情の岸さん。「まさか自分が優勝できるとは思ってなかった」とのことで、インタビューの間も喜びながらも、びっくりしているという印象でした。
岸さんの優勝に、涙ぐんでしまうファンの方もいました。岸さんは大変な努力家で、普段の活動からその様子を見てきたファンにとっても嬉しい結果となりました。
川畑さんからの審査の講評では、他にも候補に名前が挙がった方がおり、審査員の頭を悩ませた接戦だったとのこと。しかし「パフォーマンスは誰が一番だったか」という点では審査員が全員一致で岸さんを挙げたので、それが決め手になりました。
優勝特典として岸さんはギター1本の弾き語りで、“明日”という曲を披露しました。「僕は、死にたいなぁと思うことがよくあった人間で、そんな自分を鼓舞するために作った曲」とのこと。
まっすぐな歌詞と迫力があってよく響くいい声に、MCのゆうこすさんが思わず涙を浮かばせるシーンも。感動のステージでボーカル王者決定戦は締めくくられました。
エンディングでは、今回出演したライバーが全員ステージ上に再登場。
イベントを振り返ったあと、MCのゆうこすさんから「来年も夏祭りの開催が決定しました!」という嬉しいお知らせが。次回は、2023年8月13日(日)に日本最大のライブハウス”豊洲PIT”で開催とのことです。
今回の倍以上のキャパシティでの開催ということで、ゆうこすさんだけでなくライバーのみなさんも「ヤバい!ヤバい!」と興奮気味です。
最後にファウンダーのゆうこすさんが、ライバーにもリスナーにも還元できるような事務所になっていくこと、そして日本最大のライバー事務所になっていくことを誓い、イベントは終了しました。
トップクラスのライバーを生で見られる今回のイベントは、ライバーとリスナーの距離がさらに縮まる貴重な機会になったのではないでしょうか。
また、出演するライバーのパフォーマンスやコメントから、今回のイベントにかける熱意が相当高かったことが感じられました。多くのライバーたちが、リスナーへの感謝を口にしており、イベントを楽しんでもらうために頑張って準備してきたのがうかがえます。
MCのゆうこすさんが幕あいで「裏ですごい努力しているライバーなんだよ」と話されているのを聞いて、もっと応援したくなりました。
来年はさらにパワーアップの予感がする”321夏祭り2023”に、今から期待が高まります!
インスタのDMで、ライバーになりませんか?なんて来たことはないですか?
ライバー事務所は数多くありますが、どんな事務所なのかわからない。
ライブ配信のことは聞きたいけど、安心できる会社かわからない。
安心できる事務所を見つけるために、トップライバーや多くのライバーたちに選ばれている事務所を調べてみました。
※ライブ配信アプリ5アプリ(Pococha・17LIVE・BIGO LIVE・Mixchannnel・SHOWROOM)の2023年10月度(10/31時点)のランキング上位30位の計150名のプロフィール・SNSを調査し、ライバー事務所の在籍数を出しています。
※ライバープロフィール・所属ライバー数については、2023年10月31日時点の各事務所公式HPの情報を参照しています。