一般のライバーと違って「公式ライバー」は、アプリの運営元がそのライバーを公認している、という違いがあります。公式ライバーになるには、ライブ配信アプリ側かライバー事務所からのスカウトを待つか、または自分からライバー事務所に応募する方法もあります。
ライバーのビジュアルや配信内容などを審査し、認証されると公式ライバーのマークがプロフィールにつきます。公式ライバーになると、還元率や報酬額がアップするなどさまざまな恩恵が受けられるようになるでしょう。
メリットの1つ目としては、「注目度が高まる」という点が挙げられるでしょう。現在ライバーとして活動している人は多くいますので、より多く視聴してもらうためにはどう注目してもらうか、という点がポイントとなってきます。
公式ライバーになると、プロフィールにチェックマークなどの公式マークがつきますし、さらにアプリの中でピックアップしもらえる可能性も高くなります。
すなわち、「目立ちやすくなる」ため、多くの人から注目してもらえるといえるのです。
公式ライバーになると、前述の通り注目度がアップします。
視聴者が多くなると、その分応援してくれる人も多くなることで収入も上がっていくでしょう。
ライバーで多くの収入を得るためには、まず応援してくれる人を増やすことが大切なポイントとなってきます。そのためにも、公式ライバーになって注目度を上げて、たくさんの人にライブ配信を見てもらいましょう。
また、公式ライバーになると参加できるイベントが増えます。
これは、イベントの参加条件に「公式ライバーであること」が含まれていることが多いためです。もちろん非公式ライバーが参加できるイベントもありますが、たくさんイベントに出たいと考えている場合には、まず公式ライバーになることがポイントです。
広告や雑誌系のイベントに参加したい場合は特に、審査をクリアする必要がある場合も多いです。
その場合にも、公式ライバーになってから審査を受けた方が良いといえます。
公式ライバーになることで、視聴者から送られた投げ銭にプラスして時給がもらえる場合もあります。
この点については、アプリや所属事務所によって異なる部分になりますので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
もらったギフトのポイントに応じて時給が上がっていく、というケースがほとんどとなっています。
毎日配信ができるなら良いのですが、そうではない人も多いはず。安定した収入を得たい場合には時給があることでライバーとして活動しやすいといえるでしょう。
実際に配信をはじめてみると、どう配信を行っていけばいいのかわからない、と壁にぶつかる場合も多くあるでしょう。
公式ライバーになると、事務所によるマネジメントが受けられる点もメリットのひとつです。このような事務所の場合、どうすれば多くの人に見てもらえるのかなど、アドバイスをしてもらえたり、ノウハウを教えてもらえるでしょう。
また、同じ事務所のライバーと交流を持てたり、万が一他のライバーとトラブルになったときにサポートしてくれる場合もあります。
公式ライバーになると、配信の際に利用できるアプリが限定されるというデメリットがあります。
公式ライバーになる場合に公式独占契約を行うと、他のアプリで同時に配信することができなくなります。
そのため、もともと複数のアプリで配信を行っていた人は、公式ライバーになるかどうかを検討する必要があるといえるでしょう。
また、アプリによっては非独占契約という形で契約を結ぶことができる場合も。その場合は報酬の料率が下がるといった面がデメリットとして挙げられます。
また、公式ライバーのデメリットとして、所属事務所によってはノルマが発生するところもある、という点も挙げられます。 ただし自分の好きなように配信ができるようになっている事務所も多いため、ノルマの有無は事前にしっかりと確認しておくことが必要となります。
公式ライバーになる方法のひとつが「事務所にスカウトされる」という方法です。スカウトをされる場合、多くはSNS経由でメッセージが送られてきます。
その後担当者と電話などで連絡を取り合い、問題がないようであれば公式ライバーとしてデビューをします。
「どうすればスカウトしてもらえるの?」と気になる方も多いことでしょう。スカウトの基準は事務所によって異なりますが、ビジュアルの良さや活動内容を見てスカウトをするかどうかを決定しているところが多いようです。
公式ライバーになるための二つ目の方法は「自分から事務所に応募する」という方法があります。
この場合は、ライバー事務所のホームページなどに「ライバー応募」について記載されていることが多いため、そこから自分で応募します。応募後の流れは事務所によって異なりますが、事務所の面接を受けるというケースもあります。
また、事務所が行っているオーディションに応募するという方法もありますので、自分が所属したい事務所ではどのような方法があるのかを確認してみましょう。
運営側が認定する「公式ライバー」制度があるライブ配信アプリは下記の通り。どれも公式ライバーになることで、報酬や注目度がアップするなどのメリットがあります。ただし、公式ライバーになると他のライブ配信アプリでは配信を行ってはならないなどの制約もあるので事前によく確認しましょう。
<公式ライバーがあるアプリ>
公式ライバーを目指すためには、まずリスナーからの人気を集めなければなりません。そのためには、毎日継続してライブ配信を行っていくほか、自分にあった配信方法を模索してみましょう。
一番の近道は、ライブ配信を知り尽くしたライバーの先輩やマネージャーがいるライバー事務所に所属すること。アドバイスやノウハウを得ながらライバーとして成長していけます。
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ライバー事務所は数多くありますが、どんな事務所なのかわからない。
ライブ配信のことは聞きたいけど、安心できる会社かわからない。
安心できる事務所を見つけるために、トップライバーや多くのライバーたちに選ばれている事務所を調べてみました。
※ライブ配信アプリ5アプリ(Pococha・17LIVE・BIGO LIVE・Mixchannnel・SHOWROOM)の2023年10月度(10/31時点)のランキング上位30位の計150名のプロフィール・SNSを調査し、ライバー事務所の在籍数を出しています。
※ライバープロフィール・所属ライバー数については、2023年10月31日時点の各事務所公式HPの情報を参照しています。