ライバーの中には騒音で悩む方もいます。ライブ配信をしていたら隣人や家族に「うるさい!」といわれてしい、配信が自由にできなくなってしまったケースも。
騒音問題は深刻なトラブルの元となる可能性がありますから、事前にしっかりとした対策が必要。そこで、ライバーの騒音対策について解説します。
ライブ配信中は話す声が大きくなり、騒音トラブルの原因になる可能性があります。たとえば歌う配信やゲーム実況、複数人でのコラボ配信などでは、自然と声が大きくなり周囲へ音が漏れてしまうでしょう。また、落ち着いた雰囲気で雑談をするつもりでも、盛り上がるにつれて声が大きくなってしまう可能性も。
ライバーは10~20代の若い世代が中心ですから、アパートなどの集合住宅に住んでいる方も多いのではないでしょうか。
ただ、騒音トラブルを気にして声のボリュームを下げると、今度はリスナーから「聞き取りづらい」とクレームがつくこともあります。そのため、ライバーは配信時の騒音対策をしっかりと行う必要があります。
ライブ配信中の声を「ただ話しているだけだから、生活音の範囲内でしょ」と考えている場合は要注意。ライブ配信中は通常よりも声が大きくなっているため、隣の部屋まで声が届いている可能性があります。最悪の場合は隣人トラブルとなってしまう可能性もありますので、甘く考えてはいけません。
リスナーの集まりやすい夜21時以降に配信を行うライバーも多いため、騒音にはとくに気を付けなければなりません。
一般的に人間が「うるさい」と感じる音の大きさは80dB(デシベル)以上。これは、パチンコ屋さんと同じくらいの騒音だといわれています。ライバーが大きい声で配信した場合「90dB」は出ているといわれていますから、どれほどうるさいかがわかりますね。さらに楽器演奏をした場合は100dB以上になりますから、騒音対策なしではとても演奏できません。
また、日常生活での会話は60dB程度。つまり配信中も60dB以下を目指す必要があります。ただし深夜帯では普通の会話でも響いてしまうため、注意が必要です。
配信中の騒音対策として挑戦しやすいのが、防音アイテムを活用すること。たとえば遮音カーテンを取り入れたり、配信機器の周辺を段ボールで囲んだりといった方法があります。また、壁に遮音シートや吸音シート、吸音材を設置するのも良いでしょう。
さらに防音性をアップさせるために、防音アイテムを使ってクローゼットを防音室化する方法もあります。ただし一般的な防音アイテムでは、音を完全に漏れないようにするのは難しいもの。防音性を上げたい場合は防音室などの購入がおすすめです。
防音室でライブ配信を行えば、音が漏れる心配は大きく軽減されるでしょう。防音室は10万円程度の簡易的なものから100万円以上する本格的なタイプまで、さまざまなものが販売されています。
簡易的なタイプでは組立・解体が容易にでき、場所の移動も簡単。防音アイテムを組み合わせてカスタマイズすることもできます。また、楽器メーカーなどが販売する本格的な防音室なら、ピアノの演奏も可能。0.8畳~4畳程度まであるため、希望の広さを選べます。
物件のなかには、はじめから防音対策がされたものもあります。二重扉や二重サッシなどで防音対策を行っているため、大きな声を出したり楽器を演奏したりできます。防音マンションにはライバーやユーチューバーなどが集まるため、お互いある程度は事情が分かっているという点も安心ですね。
ただ、防音対策がされた部屋の物件は多くありません。希望の立地や家賃で募集があれば早めに押さえておきましょう。
歌やダンス、楽器演奏などを行うライバーには、いっそのこと「自宅以外で配信する」という方法をおすすめします。たとえばスタジオを借りれば、騒音など全く気にせずに配信を行えます。雑音も入りにくいため、大きな音を出すライバーにとって理想的な環境といえるでしょう。
ただし、スタジオを借りるためにはレンタル料金や予約、録音機材の持ち込みなどが必要です。なお、レンタル料金は地域によるものの、1時間1,000円程度で借りられることが多いようです。
ライブ配信に騒音はつきもの。しかし、「ちょっとくらいは仕方ないだろう」という考えは大きなトラブルを招きます。いつでも快適で楽しいライブ配信をするために、騒音対策はしっかりと行いましょう。
また、「苦情が来ていないから大丈夫」という考えもトラブルの元です。知らないうちに周囲へ迷惑をかけていた…という場合もありますので、配信前に万全な防音対策を行っておくべきです。
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※ライバープロフィール・所属ライバー数については、2023年10月31日時点の各事務所公式HPの情報を参照しています。