ライブ配信アプリなどを通してライブ配信を行なっている人たちのことです。
配信の内容は雑談を始め、ダンスや歌などの特技の披露や、ゲーム実況など多岐にわたり、それぞれが思い思いの配信を行なっています。ライバーの中にはお喋りを通して誰かと交流するのが好きな一般の方から、歌手やタレントを本気で目指している方などもいます。
ライバーとして有名になると、イベントに参加できたり、広告や雑誌の出演権がもらえたりと夢に近づけるのも人気の理由のひとつです。
ライバーになるためには、スマートフォンさえあればOKです。アプリをインストールすることで、ライブ配信を行えます。
この時に使用するアプリには様々な種類があります。例えば、DeNAが運営するアプリ「Pococha(ポコチャ)」の他にも、「17Live(イチナナ)」、「SHOWROOM(ショールーム)」といったものが代表的なアプリとして利用されています。
そのほかにも、ツイキャスやBIGO LIVE(ビゴライブ)などを使用して配信を行っているライバーも多くいますが、どのアプリも無料となっています。
ライバーになるメリットとしては、まず「ファンを獲得できる」という点が挙げられるでしょう。
はじめのうちはなかなかファンを獲得するのが難しいケースが多いと考えられますが、続けているうちにライバー自身を気に入った、応援したいという気持ちでいつも見にきてくれるファンが増えてくるでしょう。
もし、将来歌手やタレントを目指したい、と考えている場合には、ファンを増やすことで多くの人にアピールできるはずです。
ライバーになりたいと思っている人の中で「お金を稼ぎたい」と考えている方も少なくないのではないでしょうか。
ライバーとして配信を行っていると、リスナーからの「投げ銭」でお金を稼ぐことができます。
このことから、副業・アルバイト感覚でライバーとしての活動を始める人も多くいますし、中には本業として活動し、ライバーとしての収入で生活を営んでいる人もいます。
アプリの中には、初心者でも収入を得やすいように配信時間に応じて報酬を得られるものあります。
ライブ配信を続けているうちにライバーとして人気が出てきた場合には、イベントや広告、雑誌などに出るチャンスが巡ってくる場合もあります。
イベントは、それぞれのライバー事務所が主催していますが、将来有名になりたいと考えてライバーの活動を行っている方は、こういった点を目指して活動していくのもおすすめです。
ここで、ライバーとYouTuberの違いはどこにあるのか、と考える方もいるでしょう。大きな違いとして「収入源の違い」が挙げられます。
まず、ライバーの収入源は視聴者による「投げ銭(ギフティング)」の形式となっています。視聴者が応援したい、と感じているライバーに対して投げ銭を渡すと収入が発生します。
対してYouTuberの収入は「広告収入」です。企業広告を視聴者が見ることで収入が発生するため、どれくらい動画が視聴されているのかという点によって収入が変動します。
動画の投稿の方法についても大きな違いがあります。
ライバーはライブ配信を行うのが特徴です。そのため、今起こっている内容をそのまま配信することから、臨場感があるのもライバーによる配信ならではといえるでしょう。
対してYouTuberの場合には、撮影した動画を編集してから配信を行いますので、臨場感に欠ける部分はあるものの動画の内容がまとまっており見やすい点が特徴となっています。
ただし、YouTuberの場合には動画の編集技術が必要。対してライバーは動画編集を行いませんので、手軽に挑戦できるという点も魅力のひとつといえます。
ここからライバーとしてどのように稼げるのかを見ていきましょう。ここでは「Pococha(ポコチャ)」を例にして説明していきます。
Pocochaでライブ配信を行うと、配信時間に応じて「時間ダイヤ」を獲得できます。この時間ダイヤは換金できることから、配信によって獲得した時間ダイヤが収入になり、時給の代わり、と考えることができます。
Pocochaで配信を行うメリットとして、この「配信時間に応じた収入が得られる」という点が挙げられます。ファンがまだなかなか付きにくい初心者にとっても、続けやすい仕組みといえるでしょう。
ちなみに、ライブ配信には雇用関係があるわけではありませんので、「時給」という言い方は厳密には正しくありません。ただ、わかりやくするために「時給」といわれることが多くなっています。
「時間ダイヤ」の他にも「盛り上がりダイヤ」と呼ばれるものがあります。
この盛り上がりダイヤは、「視聴者がどれだけの時間視聴したか」「コメント・いいね・アイテムの総数/人数」といった観点から計算されます。
Pocochaの場合、ライブ配信中に視聴者とコミュニケーションを取ることによってコメント数などが増えていくと、どんどん盛り上がっていく仕組みになっている点も特徴のひとつです。
一定期間の応援に応じて盛り上がりダイヤは獲得できるため、いつもライブ配信を見にきてくれる視聴者を増やしていくことで収入も上がっていきます。
Pocochaでライブ配信を行っているライバーの月収例を見てみましょう。 ここでは、ライバー事務所ビーバーによる調査(2021年5月調査)を参考にしていますが、ライバー別に「C1〜S」まで8段階のランクが設定されています。 例えば最も下のランクであるC1ランクでは、月5万円前後、中位のC3ランクだと10万円前後。最も高いランクであるSランクとなると、月50万円以上を稼げるといわれています。
ライバーとして活動する上で、配信内容は大切なポイントです。
ライブ配信の内容は、基本的に自由となっていますが、規約に反する内容はNGです。規約に反する内容とは、誰かを傷つけるような内容だったり、出会い系の目的で使用するといったことが挙げられます。
画面の向こうの視聴者に語りかけるようなライブ配信が一般的ですが、他にも「歌ってみた」「メイクの実況中継」「お料理」「ヨガ」など、趣味や得意とする分野を活かした配信を行うといったケースも良くみられます。
ぜひ自分が得意なこと、できることを考えて、どのような配信内容が良いのかを考えてみると良いでしょう。
ライバーとして活動する中では、ライバー事務所に所属するといった方法もあります。今活躍しているライバーの中にも、事務所に所属して活動しているというケースももちろんあります。
初心者やライバーとしての経験があまりないといった方でも事務所に入ることができます。事務所に所属して不安なことなどを一緒に解決しながら活動できるといった点がメリットです。
ただし、場合によっては事務所に所属せずにフリーで活動した方が多く稼げる場合もありますので、どちらが自分にとってメリットがあるのかを考えてみるのがおすすめです。
自分のやりたい配信によっても、ライブ配信アプリの選び方が変わります。ここでは、主な配信の種類とそれにあったライブ配信アプリの例をまとめました。
文字通り、配信上に自分の顔を出して配信を行います。他の形態の配信に比べて人気が出やすく、フィルターをかけた状態での配信も行えるのが特徴です。
リスナーとの雑談の他、歌やダンス、楽器演奏などの特技の披露に向いています。
<代表的な顔出し配信アプリ>
一般的に顔は出さず、代わりにゲームのプレイ画面を流し、合わせて実況をします。
<代表的なゲーム配信アプリ>
文字通り顔は出さず、声だけで配信を行います。顔出し配信と同じように、雑談系や歌を披露するライバーも多いです。
<代表的なラジオ配信アプリ>
ライブ配信にもさまざまな種類があるので、ライブ配信を始める前に自分がどんな配信を行いたいのか、どんなライバーになりたいのかをよく考えた上で始めるようにすると良いでしょう。
このサイトでは、ユーザー数が多い顔出し配信を中心としたライブ配信アプリについて特集しています。具体的なアプリの種類や特徴については別のページでまとめているので、そちらをご覧ください。
インスタのDMで、ライバーになりませんか?なんて来たことはないですか?
ライバー事務所は数多くありますが、どんな事務所なのかわからない。
ライブ配信のことは聞きたいけど、安心できる会社かわからない。
安心できる事務所を見つけるために、トップライバーや多くのライバーたちに選ばれている事務所を調べてみました。
※ライブ配信アプリ5アプリ(Pococha・17LIVE・BIGO LIVE・Mixchannnel・SHOWROOM)の2023年10月度(10/31時点)のランキング上位30位の計150名のプロフィール・SNSを調査し、ライバー事務所の在籍数を出しています。
※ライバープロフィール・所属ライバー数については、2023年10月31日時点の各事務所公式HPの情報を参照しています。