昨今、女子中高生を中心に人気が高まっているライブ配信アプリ。アプリ上でライブ配信を行う人たちのことを総称して「ライバー」と呼びます。配信するライバーは、女子中高生だけでなく、男性から主婦まで幅広い層の人たちがライバーとして活動中です。
スマホ1台あれば、好きな時に好きな場所で行えるという手軽さと、コツコツと配信を続けることで収入を得らえるという点から、ライバーを始める方が増えています。お小遣い程度の収入から、コツコツと配信を続け、リスナーからの人気を得ることで、十分に生活ができるくらいの収入になるという人も少なくありません。
ライブ配信には、さまざまなアプリがリリースされており、配信の内容やジャンルによって、配信に適したアプリは異なります。こちらでは希望に合わせてどのようなアプリが向いているのかについて解説しています。
配信者としてアプリの運営元に、公認・認証されているライバーを「公式ライバー(認証ライバー)」と呼びます。公式ライバーになるためには、ライバー事務所に所属して、事務所を通じて運営元に公認されるのが一般的です。公式ライバーになることで、知名度や報酬面でのメリットがあります。
アプリ主催のイベントに参加する機会を得られたり、ユーチューバー・インフルエンサーとのコラボが実現したりといった、夢を叶えるチャンスも増えます。このように公式ライバーは、目指す価値のあるものです。
ライバーの人気ジャンルは大きく「音楽」「雑談」「ゲーム」の3つに分けられます。誰でも気軽に配信を始められる「雑談」に比べ、「音楽」や「ゲーム」はある程度技術が求められます。例えば「音楽」は、楽器の演奏や歌を得意とする配信者が選ぶジャンルで、配信者の中にはYouTubeなどに歌ってみたの動画を上げている人もいます。
ただし逆に言えば配信がカンタンなジャンルはライバーも多く、埋もれやすいということ。より多くのリスナーを獲得してトップライバーになるには、特徴があり印象に残りやすいライバーであることが求められます。ここでは人気ジャンルについての説明を掲載していますので、チェックしてみてください。
手軽さが売りのライブ配信ですが、どのようにして収益化していくのかイメージがわかないという人も多いことでしょう。そもそもライバーが稼げるのかも気になるところです。
ライブ配信による収入は、時間により運営元から発生するのものと、リスナーからの投げ銭によって得られるものがあります。Pocochaya 17LIVEなど、アプリによって報酬を得られる仕組みは変わってきますので、以下を参考にしてライブ配信による稼ぎ方を知りましょう。
17Liveやpococha、LINE LIVEなど、たくさんあるライブ配信アプリ。ライブ配信を始めるにあたって、どのライブ配信アプリを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
ライブ配信アプリを選ぶとき、重視したいのが「自分の配信スタイルに合っているか」「収益化の仕組みが整っているか」「サポート体制の充実度」。たとえば顔出しせずにライブ配信をおこないたい場合には、アバター機能のあるライブ配信アプリがおすすめです。また、稼げるライバーを目指す場合には収益化の仕組みもチェックしておきましょう。
ライバーを目指している方、ライブ配信活動をされている方は、人気ライバーを目指している方が多いのではないでしょうか?
しかし、やみくもに配信しているだけでは実現がなかなかむずかいもの。人気ライバーになるためのポイントをまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
最近、SNSのDMなどでライバー事務所からスカウトが届くことが増えてきています。
スカウトが届いた際、ライバーになりたい方、興味がない方それぞれの対応方法を紹介しています。良い事務所と悪質な事務所の見極め方も要チェック。
ライバー事務所からスカウトが来たときの対応について詳しく見る
本業でしっかり収入を得ながら、ライバーを副業として稼ぎたい方もいるでしょう。ライバー活動は副業に適しており、スマホ1つあれば始められます。YouTubeのような動画編集も必要なく、手軽にできるのがメリット。ライバーの収入源は視聴者からの投げ銭のため、収入を得やすいのも強みです。
ただ、「副業しているのをバレたくない!」という方は注意が必要。住民税や年末調整、社会保険料などから副業がバレるケースもあります。
駆け出しライバーにもトップライバーにも悩みはあります。「思うようにフォロワーが増えない」といった悩みから「企画内容に悩んでしまう」「配信のモチベーションが保てない」といった悩みまでさまざま。悩みによっては周りへ相談しにくい場合もあるため、1人で思い悩んでしまうライバーも多いようです。
ライバーには自分をマネジメントする能力が求められますが、自信がない場合は事務所に所属するのがおすすめ。スタッフがライバーの良き相談相手となり、配信の悩みを解決へと導いてくれるでしょう。
ライブ配信中は気づかないうちに大きな声を出しがちです。ちょっとした雑談のつもりでも、盛り上がるにつれ声が大きくなり周囲には騒音となってしまうことも。夜の時間帯に配信を行うライバーも多いため、騒音対策はしっかりと行わなくてはなりません。
ライブ配信者ができる騒音対策としては、防音アイテムの活用や防音室の導入などがあります。また、スタジオを借りて自宅以外で配信を行うのもおすすめ。騒音は思わぬトラブルを招く可能性もあるため、配信前に万全の対策を行いましょう。
未成年でもライバー事務所に所属して活動することは可能ですが、年齢制限や親権者の同意など、守るべき条件があります。多くの事務所や配信アプリでは13歳以上・16歳以上などの制限があり、大手VTuber事務所では18歳以上が条件となる場合もあります。
未成年の場合は特に、配信時間や収益の管理などに制限があり、学業との両立も重視されます。安全な環境で活動を続けるためには、サポート体制や安全管理が整った信頼できる事務所を選ぶことが大切です。
ライバー事務所の移籍は基本的に可能ですが、契約内容を誤解するとトラブルの原因になります。移籍を考える背景には、事務所への不満や報酬条件の不一致、契約内容への疑問などが多く見られます。安全に退所・移籍を進めるには、契約内容の確認から円満退所の手続き、アカウント管理、移籍時期の見極めまで慎重な対応が必要です。
次の事務所選びでは、過去の反省を活かし、TOPライバーの在籍状況や報酬率などを比較して検討することが成功への近道です。
ライバー活動には、身バレやストーカー被害、炎上や誹謗中傷、規約違反や著作権侵害といったリスクが伴います。安全に配信を行うには、顔や声の扱い、背景の工夫、SNS連携の注意などの身バレ防止策や、発言やテーマ選びによる炎上防止策、トラブル時の通報・弁護士・警察への相談といった対処法が重要です。
ライバー事務所に所属すれば、法的サポート、配信内容の事前チェック、個人情報保護ノウハウなど、安全面の支援を受けられ、安心して活動を続けやすくなります。
ライバーとして収益を得ている場合、収入の状況によっては確定申告が必要となります。専業ライバーであれば年間の所得が48万円を超えた時点で申告義務が発生し、副業として活動している場合は20万円以上の所得が生じると申告が必要です。また、学生ライバーや主婦ライバーであっても、年間所得が48万円を超えると対象になります。さらに、ライバー事務所に所属していても源泉徴収がされていないタイプの報酬体系であれば、自ら申告しなければなりません。
ライブ配信はスマートフォンだけでも始めることができますが、視聴者にとって快適な配信環境を整えたい場合は目的に応じた機材選びが重要になります。雑談配信であればリングライトや外部マイクを導入することで映像・音質が向上し、歌配信ではコンデンサーマイクやオーディオインターフェースが不可欠になります。ゲーム実況ではPCスペックやキャプチャーボードが求められ、VTuber配信ではトラッキング対応カメラやグリーンバックといった専門的な機材が必要です。
専業ライバーは自由度の高い働き方ができる一方、安定した収入を得続けるためには相応の努力と継続が求められます。人気や視聴数に直接収益が左右されるため、日々の企画力、配信頻度、ファンとのコミュニケーションが重要となり、精神的・肉体的な負担が発生しやすい側面があります。また、長時間配信や不規則な生活が健康管理に影響を与えることも珍しくありません。ただし、トップライバーのように専業で大きく稼ぐ人も存在しており、継続的な分析や改善、自己ブランディングができれば大きな可能性を秘めた働き方でもあります。
インスタのDMで、ライバーになりませんか?なんて来たことはないですか?
ライバー事務所は数多くありますが、どんな事務所なのかわからない。
ライブ配信のことは聞きたいけど、安心できる会社かわからない。
安心できる事務所を見つけるために、トップライバーや多くのライバーたちに選ばれている事務所を調べてみました。
※ライブ配信アプリ5アプリ(Pococha・17LIVE・BIGO LIVE・Mixchannnel・SHOWROOM)の2023年10月度(10/31時点)のランキング上位30位の計150名のプロフィール・SNSを調査し、ライバー事務所の在籍数を出しています。
※ライバープロフィール・所属ライバー数については、2023年10月31日時点の各事務所公式HPの情報を参照しています。